導入事例|愛知県知多郡南知多町 片名漁港
8m × 10mの建屋で、四つの海を育てる【片名プラント】
愛知県南知多町の片名漁港に隣接する敷地で、多品目のスマート陸上養殖プラントが動き出しました。ヒラメ、海藻、牡蠣、ハマグリ、車エビ。当研究所は、養殖システムの設計、水質管理システムAQMSの提供、飼料の供給という三つの側面からこの計画を支えています。
- 事業者
- 旅館「松新」松下社長
- 施設規模
- プール9基/幅8m × 奥行10m〜
- 養殖品目
- 魚・海藻・貝・甲殻類の4グループ
- 当研究所の役割
- 設計・AQMS・飼料供給
多品目を、年中出せる体制へ
松下社長は片名漁港に所属し、二隻の船を持ち、旅館「松新」を営んでいます。
生産した食材は旅館で提供するほか、外部への販売も目指しています。
従来のヒラメやフグのような単品養殖とは異なり、多様な品目を扱えることがこのプラントの強みです。
- 幅8m × 奥行10mから。需要に応じて延長可能
- 掘れば海水が出る立地を活かしたかけ流し
- 水質をAQMSが常時監視
幅8m × 奥行10m〜に、三段
限られた面積で多品目を扱うために選んだのが多段式です。上から下へ水を流すことで、設備を増やさずに段ごとの環境をつくり分けられます。奥行は需要に応じて延長可能。
上段
3.5
3.5
3.5
3.5
中段
3
3
下段
3.5
3.5
2.5
- 上段(3.5mプール)
- ヒラメ
- 中段(3mプール)
- ワカメ、その他海藻
- 下段(3.5m/2.5mプール)
- 牡蠣、ハマグリ、車エビ
建設が進んでいます
2026年7月時点建屋が完成し、円形タンクの据付と配管の接続を終えました。稚魚の受け入れに向けて準備を進めています。
稚魚の導入から、初出荷まで
- 8月稚魚・種苗の導入
- 約8ヶ月育成
- 翌春初出荷
ヒラメは稚魚から出荷サイズまで約八ヶ月。牡蠣やエビも一年もので、各品目の養殖サイクルが揃っています。
同じ規模から、始められます。
当研究所は約15年前より、全国十数箇所で陸上養殖の運営指導およびプラント施工を手がけてきました。立地の条件、扱いたい品目、規模。それぞれに合わせた設計をご提案します。価格は条件によって異なるため、まずはご相談ください。


