『飛騨とらふぐ』は、近畿大学で生まれた稚魚を、飛騨の山の中で、ミネラル豊富な地下水を利用し、閉鎖循環式陸上養殖にて、大きく育てたものを言います。体長5cmほどの赤ちゃんとらふぐが、飛騨のおいしい水と空気のなか、ストレスの無い環境で育ち、1年後には約30cm位の成魚となります。
飛騨の山奥で養殖されたとは言え、立派なとらふぐに変わりはありません。ですから飛騨とらふぐも、調理資格のないものが料理できない毒のある魚として取り扱わなければなりません。
『飛騨とらふぐ』の特徴は、透けるような白身と甘みです。その訳には、ヒミツがあります。
とらふぐは、ストレスを溜めると身が赤く染まります。『飛騨とらふぐ』は、ストレスの少ない環境で育つため、透けるような白身になるのです。
生体分子計測研究所による、おいしさ分析結果報告書にもあるように『飛騨とらふぐ』の甘さは、他県のとらふぐと比較した成分分析でも立証されています。その甘さのヒミツは、海水濃度に比べ1/3に抑えた塩分濃度やエサ、水温、水質などストレスをあたえない独自の養殖方法で大切に育てることにあるのです。